カメラのファインダーは電子式と光学式があります。最近、主流になってきているミラーレス一眼カメラは電子ビューファインダーが搭載され、一眼レフの光学式にはない便利さがあります。今回は、a7ⅢとD5300のファインダーの違いとメリット・デメリットを紹介します。
この記事の内容
ソニー電子ビューファインダーのメリット&デメリット
a7IIIとD5300を持っています、電子ファインダーと光学ファインダーになっているので、比較しながら違いを見ていきましょう。
ファインダーの違い
見た目の違いとして、イメージセンサーが見えるか、見えないかです、それと厚みです。
a7Ⅲの電子ファインダー
- 電源OFF時はファインダー画面は何も映りません。
- 窓のサイズ約15×12mmで光学式より大きい
D5300の光学ファインダー
- 電源OFFでもファインダー画面は写り、マニュアルではピント調整が可能です。(オートフォーカスは電源ONでないと作動しません)
- 窓のサイズ約12×9mmでa7IIIより小さい。
メリット・デメリット
a7Ⅲの電子ファインダー
メリット
- 電子ビューファインダーは、カメラの設定が反映された状態でモニターで見れる。
- プリズムやミラーがないので、カメラ本体がコンパクトで軽くなる。
- ファインダーで拡大表示して、ファインダーを覗きながらピント確認ができる。
- 多くの情報をファインダー内に表示させることができる。
- 視野率が100%なので、見たままの画角が写る。
デメリット
- バッテリーを消費する。
- 映像の遅延で、動く被写体は撮りづらくなる。
D5300の光学ファインダー
メリット
- 被写体を『実際の画像』としてレンズを通して直接見るため、被写体の瞬間を捉えやすい。
- バッテリー持ちがいい
デメリット
- プリズムやミラーがあるため、カメラ本体が大きく重くなる。
- 視野率が約95〜97%なのでファインダーでは見えない部分が写る。
- ファインダーでは写真の仕上がりをリアルタイムで確認できない
まとめ
ミラーレス一眼の電子ビューファインダーはメリットも多く、映像の遅延、電池持ちの問題も技術の進歩で解消されてきて、さらに快適に使えるようになってきています。
私がミラーレスに変えたきっかけの一つに、ファインダー内で拡大表示しピント合わせができることでした、老眼やマクロ撮影される方にはストレスなく撮影できます。
もしミラーレスカメラを使ったことがない方や、一眼レフ愛好家の方は一度触って、ファインダーをのぞいて撮影してみてください。