【α7iii 使い方】マニュアルモードの機能と使い方

撮影した時の明るさと撮影後の「画像の明るさが違う!」と持ったことありませんか?

マニュアルモードで撮影すると、モニターを見た時と同じ画像で撮影できます。AUTO/P/S/Aモードはカメラ任せの部分があります、このカメラ任せをなくして撮影者が調整して撮影する「Mモード」があります。

α7iiiの設定した状態をモニター画面で確認しながら、好みの露出や設定で撮影したい場合はMモード(マニュアル露出)撮影がおすすめです、その設定と撮影方法を紹介します。

この記事の内容

【α7iii 使い方】マニュアルモードの機能と使い方

Mモード(マニュアル露出)とは
  • F値(絞り)・シャッタースピード(SS)・ISO感度などを撮影者が露出調整して撮影するモードです。
  • F値とシャッタースピードの両方を自分で細かく設定したい時や、花火や星景などを撮影する時にMモードを使います。
マニュアルモードで撮影するメリット
  • 設定状態をモニターで確認しながら撮影できる。
  • 露出を自分好みに撮影できる。
  • RAW現像がしやすくなる。
  • カメラ撮影が上達する。

マニュアルモード設定

撮影モードを「M」モードにして、ライブビュー表示を「設定効果反映ON」にしてください。マニュアル(露出)モードで撮影する前に、以下の設定と機能を確認してください。

  1. 撮影モードを「Mモード」にする。
  1. ライブビュー表示を「設定効果反映ON」にする
  • 「設定効果反映ON」はすべての設定を反映させ、撮影結果に近い状態でモニター表示する。
    P/S/Aモードは、設定効果反映ONにしてもカメラが自動調整したモニター画面になるので見た目と異なります。Mモードではリアルタイムでモニターに設定効果が反映されます。
  • 「設定効果反映OFF」は露出やホワイトバランス、[クリエイティブスタイル]、[ピクチャーエフェクト]などの設定を反映させずにモニター表示する。
  1. 各ダイヤルの操作機能

ダイヤル設定」で「前ダイヤル」と「後ダイヤル」の機能を入れ替えられます。

  1. 各モードでのダイヤルの機能(動画以外)

マニュアルモードの場合は前ダイヤルは「F値」後ダイヤル「シャッタースピード」の設定になります。

撮影モード前ダイヤル後ダイヤル露出補正
ダイヤル
AUTO
P露出補正SS&F値
A露出補正F値
S露出補正SS
MF値SS
SCNSCN
SS・・シャッタースピード ー・・操作出来ない ◉・・使える

マニュアルモードの撮影方法

「F値」・「シャッタースピード」・「ISO感度」を変えて、露出補正が「0」付近で好みの露出に調整して撮影します。

手ブレ防止のため、シャッタースピード1/200で撮影する場合

この撮影方法は、私がよく使う方法で失敗が少なかった方法です。

「シャッタースピード」を変更する。

  • 前ダイヤルを回して1/200に設定する
  • ペットなど動くものは1/200以上に、電車などは1/1000以上に設定する。

※「MM」とはメータードマニュアルで露出値を示す。

「F値(絞り)」を変更する

  • 後ダイヤルを回して「F値」を設定します。
  • ボケをつけたい時は「開放値付近」、ピントを広く合わせたい時は「F8」以上に設定する。

「ISO感度設定」を表示する

  • コントロールホィールの右側を押してISO感度設定を表示しホィールを回しISO感度を調整する。

「ISO感度」を変更する

  • 被写体が好みの明るさになるようISO感度を調整する。
  • a7Ⅲの場合、「ISO6400以上」はノイズが出やすくなります。
  • 最近の現像ソフトはノイズ軽減機能があります。

「シャッターボタン」を押す

  • 露出補正は「0」付近で、被写体を好みの明るさにしてシャッターを押す。
  • 少し暗めに撮りたい時は「-0.3〜-1.0」になるようにISO感度を変更する。
  • RAW現像する場合は白飛びは画像データが減るので少し暗めの方が現像しやすくなります。

三脚を使って、撮影する場合

三脚を使う場合は手ぶれを抑えられ、シャッタースピードが長くとれるので、ISO感度を小さい値しノイズを抑えることができます。

ISO感度「100」で設定し、F値(絞り)とシャッタースピード(SS)で露出補正を「0」付近で被写体が好みの明るさになるように調整して撮影します。なお、三脚を使う場合は、手ブレ補正は「切」にしてください。

「ISO感度」を変更する

  • ノイズを抑える場合は、ISO感度を100に設定する。
  • a7Ⅲの場合、「ISO6400以上」はノイズが出やすくなります。

「F値(絞り)」を変更する

  • 後ダイヤルを回して、「F値(絞り)」を設定する。
  • 被写体深度を大きくしたい場合は、F値を8以上に、ボケを出したい場合は、開放付近に設定する。

※「MM」とはメータードマニュアルで露出値を示す。

「シャッタースピード」を変更する

  • 前ダイヤルを回して、露出補正値を「0」付近に合わせる。

「シャッターボタン」を押す。

  • 露出補正が「0」付近で被写体を好みの明るさにしてシャッターを押す。
  • 暗く撮りたいのであれば露出補正を「-0.3~-0.7」になるように「シャッタースピード」「F値」を変更する。
  • RAW現像する場合は白飛びするより、暗めの方が現像しやすくなります。

あとがき

このマニュアルモード撮影が慣れてきたら、他のモードで撮るのがつまらなくなってきます。
おそらく、撮影した時のイメージと撮影画像がマッチする画像が増えて来ると思います、ぜひトライしてみてください。

satocon

以上、最後まで、記事を読んでいただきありがとうございました。
α7iiiを使いやすくするための記事を投稿しています、また見に来てくださいね!

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