α7iiiは夜景撮影が簡単に「綺麗な夜景」が撮れます。今回紹介するツールと設定をすればノイズの少ない綺麗な夜景が撮影できます、参考にしてみてください。
【α7iii 使い方】夜景を綺麗に撮影するためのツールと設定
使う機材
機材でSONYα7iiiを使っていますが、フルサイズやAPS-C機やフォーサーズ機でも同じように設定すれば撮影できます。
SONYα7iiiズームレンズキット
このカメラはイメージセンサーがフルサイズ、ISO感度100-51200で暗所に強く、ノイズが少ない仕様になっています、レンズは28-70mm/ｆ3.5-5.6のsony純正ズームレンズで撮影しています。
三脚
三脚はマンフロットで人気のメーカーです、開脚幅を変えることができ、しっかり作ってあり頑丈な感じがします。
バッテリー２個
以前持っていたD750よりはα7iiiは電池持ちが悪いですすが、フル充電で600枚以上は撮れます。冬など気温が低い時には容量が下がたっりしますので予備バッテリーを準備したほうがいいですね。
リモコン
α7iiiの「バルブ撮影」はシャッターボタンを押して離すまでが撮影時間となります、カメラを指で押すのはブレが出ます、リモコンでブレが防げます。
このリモコンは格安でSONYのαシリーズに使え、バルブ撮影や集合写真などにポケットに入れておくと便利です。
ヘッドライト
ヘッドライトは手が空くので設定やカメラ操作が両手で出来ます、大変に便利です。
ゴミ袋
野外撮影時の急な雨からカメラを守るため、カメラバックに45リットル以上のゴミ袋2、3枚入れておくと便利です。
カメラ設定
絞り優先「A」モード
- このモードは「絞り値」を撮影者が決めて、あとはカメラ任せになるモードです。
- 撮影モードを「A」にする、シャッタースピードはカメラが自動設定します。
ISO感度を「100」に設定
夜景撮影はISO感度を上げるとザラツキ（ノイズ）が出てしまい綺麗に取れません。
ノイスを抑えて撮るため「ISO感度を100」に設定し、三脚を使います。
絞り値（F値）を「8.0」に設定
絞り値は「8.0」を目安に設定します。
その加減は撮影後に確認して、自分の好みのF値に調整してみてください。
F値を小さくするとボケ部がフンワリ大きく、大きくするとキリッと締まったボケになります。
ドライブモードを「セルフタイマー2秒」
リモコンが無い時は「セルフタイマー2秒」後に設定し、シャッターボタンを押す際のブレを防止します。
長秒時NRを「入」、高感度は「標準」にする
- 長秒時NR：「入」シャッタースピードが1秒より遅いときにノイズ処理をします。
- 高感度NR：JPEGファイル記録の場合は「標準」ISO感を高感度に設定した場合、ノイズ低減処理をします。RAWファイル形式の場合は現像時に調整できるので標準いいです。
手ブレ補正を「切」にする
- 手ブレ補正は「切」にする
- 手ブレ補正が「ON」だとカメラが固定されているのに補正が働き、逆にブレてしまうことがあります。
ホワイトバランス「オート」にする
- ホワイトバランス：始めは「オート」で撮影し、写真を確認して好みの色味にしてください。
- 電球：白熱灯下の撮影向き、イルミネーションや夜景の青みの違和感が少ない。
- 蛍光灯：蛍光灯下の撮影向き、全体的に青っぽく写る。
その他設定（通常はこの設定で固定）
- ファイル形式：「RAW+JPEG」（閲覧用はJPEG、編集用にRAWを使います）
- RAW記録方式：「非圧縮」と「圧縮」どちでもOKです。
（非圧縮はα7IIIは容量が50MBで大きく、撮影枚数が少なくなりますの注意してください） - JPEG画質サイズ：「L：24M」（6000☓4000画素）
- 縦横比： 「3：2」
- スロットの使い分け：スロット1「RAW+JPEG」、スロット2は「動画」でバックアップデータにしています。
撮影場所の注意点
展望室では三脚注意
展望室等での三脚使用は禁止の場所があります。ミニ三脚はOKの所がありますので事前に調べて行ったほうが良いです。
レフ板で映り込みを防ぐ
展望室内からの夜景撮影は窓ガラス面の反射で写り込みが発生します。
その対策にレフ板をカメラに取り付け、出来るだけガラス面に近づけて写り込みのない様に撮影します。
作例
まとめ
夜景をキレイに撮るためには、カメラと三脚とISO感度100、セルフタイマー2秒撮影でキレイに撮影できます。
夜景の撮影が楽しくなると思います、参考にしてみてください。
satocon以上、【α7iii 使い方】夜景を綺麗に撮影するためのツールと設定
の紹介でした。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます、読者の参考になればと思います。
